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25 折鶴影法師
(解題)
つばめ出版発行。 本編157ページ。 昭和38(1963)年7月頃に出版された。 『書籍雑誌卸月報』では6月の出版予定になっている。 関白・豊臣秀次に許婚を奪われた男の復讐劇を、時に激しく時に甘く緩急を付けて描いた一作。 この作品は後に小島自身によってリメイクされ、『別冊漫画アクション』昭和44(1969)年3月号と4月号に掲載された。
(あらすじ)
漁師の又四郎と美しい娘・鶴は、将来を誓い合った仲であった。 だが、鶴が関白・豊臣秀次に偶然見初められたために、秀次の家臣達の策謀によって、又四郎と鶴の仲は引き裂かれてしまった。 又四郎は鶴を取り戻そうと秀次を襲うが、運なく取り押さえられ、絶海の孤島鬼影島へ流刑に処せられる。 鬼影島の牢内で、又四郎は元伊賀の忍者・黒阿弥と出会い、彼から兵法や忍術の極意を授かる。 鶴と再び会いたいという執念が又四郎に生きる力を与えた。 黒阿弥が作った伊賀忍法仮死の秘薬「反魂湯」を飲んで、又四郎は鬼影島からの脱出に挑む。
(補足/by風かをる)
この作品は、「忍者影法師」(ひばりコミックス/昭和42年3月1日)と改題し再発行されています。 A5判から新書判に「判」を変更、装丁(表紙絵)も題名も『長篇大ロマン』を意識しないものに変更されたのではないかと思われます。 |
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